10月後半くらいになると、街のあちこちで赤いポピーの花を付けている人を見かけるようになります。
これは11月11日のRemembrance Day(英霊記念日、と私の辞書では訳されています)のシンボルです。1918年11月11日に第一次世界大戦の休戦講和が結ばれたことから、アメリカではVeterans Day(復員軍人の日)と呼ばれ、英国連邦の国々ではRemembrance Day として第一次世界大戦の戦没者の追悼をする日となっています。
この赤いポピーの飾りは、日本での赤い羽根共同募金のように、復員兵のための募金をした人がもらって付けているようです。
カナダでは第一次大戦だけでなく、その後の第二次大戦、朝鮮戦争、アフガニスタン紛争、その他平和維持活動と、カナダが関わった戦争にて命を失った兵士を追悼する日として、全国各地で式典が行われます。