この週末は、普段よりも国旗の数が多く、人出も多い気がします。
と言うのも、金曜日・7月1日はカナダ・デー、つまりカナダの建国記念日でした。
1867年7月1日に当時イギリス連合王国の一部であったカナダ州(現在のオンタリオ州とケベック州)に、ノバスコシア植民地・ニューブランズウィック植民地を加えた、カナダ連邦が誕生したことを記念する日として制定されました。
この日は「カナダの誕生日」とも言われ、毎年カナダの国内あちこちでイベントが行われるようですが、特に首都オタワでは国会議事堂前の広場でカナダ総督も参加しての記念式典が行われます。
カナダは1931年に正式には独立しているとは言っても、現在もイギリス連邦王国の一国であり、公式にはイギリス国王が国家元首のカナダ国王(形式的にはカナダ総督が王の代理、実質的には総選挙により選ばれる連邦政府の首相・・・ややこしいですね)であるため、これまで4度イギリスのエリザベス女王2世もこのカナダ・デーの記念式典に参加されたことがあるそうです。
その4度目の参加は昨年の2010年だったそうで、数千人もの人々がエリザベス女王2世を歓迎したとのことですが、今年のカナダ・デーには何と30万人もの人々が集まったとのことです。というのも・・・