Nos carnets de voyages (c)Maru & moi
国会議事堂のほぼ向かいにある戦没者慰霊碑は、今回の事件で被害者となったネイサン・シリロさんが射殺された場所で、翌日までは閉鎖されていましたが、開放後は多くの方が訪れ、たくさんの花が置かれています。私が訪れた土曜日も雨だったにもかかわらず、たくさんの人が集まっていました。
誰かがカナダの国の色である赤と白で作った折鶴がありました。
これまでのカナダのイメージは平和でのんびりした国、であったように思います。特にオタワは首都とは言っても、トロントやバンクーバー、モントリオールに比べて地味で静かな街で、人々のショックは本当に大きかったようです。
今回のことは、容疑者とイスラム国との関わりも伝えられていますが、彼にはこれまでにも薬物や暴行、窃盗などでの逮捕歴があり、宗教的なことというよりも、本人の個人的な問題が原因であったようにも思われます。いずれにしても、亡くなられた方が帰って来られないことには変わりはありません。シリロさんのご冥福をお祈りすると共に、このようなことが再び起きないことを望むばかりです。
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