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フランス大統領選挙

いよいよフランスの大統領選挙がこの日曜日と迫ってきました。

我が家のフランス人の元にも、オタワのフランス大使館での在外投票の通知が届きました。

フランスの大統領選挙は国民の直接選挙で選ばれます。以前は7年の任期を3期までだったそうですが、2002年の憲法改正で現在は5年を2期まで、となっているそうです。

1度目の選挙で過半数を獲得する候補者がいない場合は、上位2名の候補者による決選投票が行われます。(今回は1回目を4月22日、2回目を5月6日の予定。)

候補者10名のうち、現時点ではおそらく現大統領のニコラ・サルコジ氏と社会党のフランソワ・オランド氏のどちらかになると見られています。

現職サルコジ氏は2期目の再選を狙っています。今回の選挙で負けた場合は政界から引退すると表明しています。


オランド氏、前回2007年の大統領選挙でサルコジ氏と決戦投票になった、セゴレーヌ・ロワイヤル女史の元夫なんですよね。(実際には籍は入っていませんが、30年位同居して、子供も4人いる、いわゆるフランス婚です。)前回の選挙時にはまだ二人は一緒でしたが、現在は別れています。


そう言えば、現在はフランスの恥のようになっている、ニューヨークでの強姦未遂事件は不起訴になったものの、別の売春疑惑で起訴中のドミニク・ストロス=カーン氏も一時期は次期大統領の最有力候補と言われていたこともありました。選挙前に悪い癖が見付かってよかったですね。



マル宛に送られてきた封筒の中に入っているものを見て、ちょっとビックリしました。

まず、それぞれの候補者の主張をまとめたパンフレット。こちらはまだ分かります。





何だか笑えたのが、全員の名前が書かれた紙が一枚ずつ入っていたこと。



わら半紙のような紙で、小学校の児童会の選挙か!とツッコミたくなる投票用紙。

どうやら、フランスでは選挙の時にはこうして候補者全員の名前を書いた紙を渡され、その中から自分が投票したい候補者のものを選び、投票箱に入れるのだそうです。

普通は投票所でもらうもので、今回なぜ自宅に郵送されて来たのかは不明です・・・

なぜこんな方法を取っているのか、マルにきいてみましたが分かりませんでした。
字が汚くて読めない、ということがないように?昔は字が書けない人もいたので、こうして準備しており、その習慣がまだ続いている?名前のつづりを間違えることが多いので、その度に無効票にすると選挙にならない?

私のさらなる疑問は、投票者全員分、この投票用紙が準備されているのか(だとすれば、何だか紙がもったいない・・・)?

国が変われば、システムも変わるものですね。

さて、選挙の結果はどうなることやら・・・

at 23:16, ちび, フランス

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